過去問は推理小説?

かなり乱暴なアドバイスになりますが、まず3000円を用意してください。そして宅建の「過去問題集」を一冊購入してください。独断ですがダイエックスの『2009年度版 ゴク楽宅建 過去問』 (2,940円)などがお薦めです。

私が申し上げたいことは一つ。それは「宅建の試験勉強は過去問から入りましょう」ということです。
宅建の試験は、出題が50問、4肢択一式の筆記試験です。設問の4つの問いから、正しい答えを一つ選び出すか、正しくないものを一つ選び出すかの試験です。

そしてこの過去問というヤツは、不動産やそれにまつわる法規に関心がある人には、かなり面白い読み物なのです。 推理小説を引きあいに出すのは少々大げさだったかもしれませんが(・・;)、新聞や雑誌のジグソーパズルを解くのにくらべたら、ずっと面白いはずです(少なくとも私はそう感じていました)。

私は宅建の学習には、そのような態度でのぞんでほしいと思っています。 宅建の試験は常識を問う問題ですので、初学者でも、問題文が何のことを表しているのかさっぱりわからないということはないのです。
ですから過去問は読み物だと思って、まずはどんどん読み進めてほしいのです。

設問の正解を探って、とどめを刺したくなった時に基本テキストを開きましょう。ちょうどジグソーパズルのマスを埋める時に、漢字がわからなくて国語辞典を開くようにです。

あっ!?そういえばまだ基本テキストが手元になかったですね。 すみません、もう3000円出してテキストを買いに本屋さんへ走っていただけますか( ̄ー ̄;)。

私がこのようなお話をするのは、最初のうちはなるべくテキストに頼らないで、過去問に慣れてほしいからなんです。 過去問しか読まない勉強を続けることは、はじめのうちは不安かもしれません。
でも過去問だけをずっと追い続けることによって(2~3回繰り返しましょう)、例年の出題傾向(繰り返し出される問題)や、ひっかけ問題のパターンなどがだんだん分ってくるようになります(宅建の設問には、ホントにもういやになるくらいトリックが仕掛けられているのです)。

私は宅建の合格法は、こまかな基礎知識を固めることよりも、このパターンを読みきってしまうことにあるのではないかと思ってしまうくらいです。 そして過去問を攻略することが、宅建の学習における「傾向と対策」であると思っています。

補足になりますが、人の注意力はひっかかってしまったところへ向かって強く向かうものです。
「罠にはまってまちがえてしまった、クソ~!!!」。その注意力がとだえないうちにすかさず基本テキストを参照するのです。そういう勉強の仕方による記憶の定着力は絶大です!

宅建の勉強法についてやわらかく書いてしまいましたが、本質的にはこのやり方でまちがいないと思います。


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